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40代・50代主婦、未経験・無資格から介護職員になるには?転職・再就職・求人の探し方。

特別養護老人ホームの介護職への転職する際の注意点



特別養護老人ホームの介護職員として働きたい人は、たくさんおられると思います。

特に介護業界への転職を希望されている人の中には、夜勤手当を見込んで転職を希望される方がおられます。

夜勤手当は施設にもよりますが、多いところでは1回一万円程度になります。

月に5回夜勤に入りますと給料は5万円アップしますので、日中だけのディサービスと比べて、特別養護老人ホームを希望される方がおられます。

しかしそのような安易な転職方法で良いとは思えません。

特別養護老人ホームとは、どういう介護サービスなのか、その介護業務とはどういうものなのかについてお伝えしていきたいと思います。

特別養護老人ホームの概要

特別養護老人ホームは、介護保険上では介護老人福祉施設として、公的に運営されている老人ホームになります。

その運営は社会福祉法人や地方公共団体、日本赤十字社などが行っています。

特別養護老人ホームの数は全国で8000施設ほど存在し、病気や障害などにより要介護状態となられ、在宅生活が難しくなった方が入所されている介護施設です。

特別養護老人ホームにおける介護業務について

特別養護老人ホームは、原則要介護3以上の要介護認定を受けておられる方が入所できる老人ホームです。

先ほども申しました通り、在宅で生活を営む事が困難になった方が入所できる施設ですから、基本的に24時間体制での援助が必要となります。特別養護老人ホームにおいて介護職員は、交代制の勤務にて24時間体制で援助に当たる事になります。

援助内容については、利用者に対する介護業務のみではなく、掃除・洗濯などの生活に対する援助も行う必要があります。

施設によっては介護職員が利用者と共に調理を行い、利用者の食事を提供している施設も多く存在します。

介護については、何から何まですべて行うというものではなく、自立支援の考え方に則して、援助を行います。

自立支援とは、利用者ができることはしてもらうという考え方です。

できる事を自分自身でする事によって、利用者自身が主体的な生活を営む事ができ、また身体的な能力を維持する事に繋がります。

それは利用者自身の尊厳を保持する事に繋がるために、とても重要な考え方となっています。

介護業務を初めて行う人にとっては、この「尊厳」「自立支援」という介護保険の根本的な目的について、しっかりと頭に入れておきましょう。

特別養護老人ホームに転職する際のポイント!

とてつもなく忙しい!

先ほども申しました通り、特別養護老人ホームは要介護状態の利用者が生活をしておられる場所になります。

とはいえ、利用者は自身で生活を営む行為や行動もできない方がたくさんおられるために、必要な援助をしなければなりません。

生活にかかる行為・行動すべてが援助の対象となるために、特別養護老人ホームにおいては業務量がとてつもなく多いという事を自覚しておかねばなりません。

また一日のスケジュールがおおむね決まっているために、その時間内に終わらさなければ、次の時間が押してしまうといった事があるために、かなり手際よく業務をこなしていくことができなければならない施設も多くあります。

初めて特別養護老人ホームに勤める人からは、「こんなに業務が多いと思わなかった」「こんなに忙しいとは思っていなかった」「お年寄りと話をしている暇もない」などと言った声もよく聞かれます。

もしも特別養護老人ホームに転職を希望されている人の中で、お年寄りの中でニコニコ笑顔でお話をしながら毎日を過ごすというようなイメージを抱いている人がいるとしたら、理想と現実のギャップに最初は苦しむかもしれません。

あまりの業務量に、お年寄りになかなか思うように寄り添う事ができないからです。

2種類の特別養護老人ホームとは?

特別養護老人ホームは、24時間体制で入所されている利用者に対する援助を行わねばなりません。職員は交代で、この24時間体制の勤務を行います。

特別養護老人ホームには、大きく分けて2種類存在します。

1つ目は、ユニット型(新型)と呼ばれるもの。
2つ目は、従来型(旧型)と呼ばれるものです。

ユニット型の特別養護老人ホームは、全室個室対応となっており、その利用者に応じた個別(ユニット)ケアを行います。

個別ケアとは、おおむね1日のスケジュールは決まってはいるのですが、出来る限りその人に合わせた援助を行います。

自分の起きたい時に起床し、食事を食べ、入浴するといった対応をしなければならないために職員は臨機応変な対応をしなければなりません。

その利用者の事をより深く知らないと援助することができませんので、アセスメントの能力を求められる事になります。

従来型の特別養護老人ホームにおいても、個別ケアを行っているところは増えましたが、集団的なケアを行っている施設もまだまだ多くあります。

集団的ケアとは、利用者全員がスケジュール通りに生活するという事になります。

食事の時間になったら全員で食事、入浴の時間になれば入浴、といったような生活となります。

介護業務としては、スケジュール通りに行う必要があるために手際の良さが求められる事になります。

変則勤務で自分自身の体調管理を行う事が難しい!

この2種類の特別養護老人ホームは勤務形態が違います。

単純に言いますと、ユニット型の特別養護老人ホームでは3交代勤務、従来型の特別養護老人ホームでは2交代の勤務形態となります。

どちらの種類においても、早出・日勤・遅出・夜勤という勤務形態がありますが、特に違いがあるのが、夜勤時間と休日になります。

ユニット型の夜勤の出勤時間は施設にもよりますが、夜10時くらいから朝7時くらいまで、の9時間勤務(1時間休憩)となります。

ユニット型では夜勤が明けた時点から24時間を1日として休憩になりますので、例えば朝7時に夜勤が終了して、最短で次の日の朝7時から出勤ということもあります。

24時間で1日休日ということになりますから、「休んだ気がしない」という声も多く聞かれるのです。

従来型の特別養護老人ホームでは、夜勤の出勤は17時ごろからが多く、朝9時〜10時ごろまで16時間勤務(2時間休憩)と、一回の夜勤で二日分働く事になります。

夜勤中に仮眠はありますが、とても長い勤務なので体力との勝負になると自覚しておいてください。

ただし休日は夜勤が終了したその日と次の日になりますので、夜勤は大変ですが、休日を楽しみにしている職員も多くいます。

どちらの種類の特別養護老人ホームにおいても、夜勤の職員は日中よりも少なくなります。

50名の利用者を夜勤者2〜3名で対応するという事も珍しくありませんから、夜勤は相当大変な日もあると認識しておく必要があるでしょう。

いずれの特別養護老人ホームにおいても、一長一短はありますが、自身の高い体調管理を求められます。

疲れをその日その日で取っていかないと、最初の間は業務をこなすだけでも大変ですので、いつか倒れてしまう事にもなってしまいます。

特別養護老人ホーム勤務に向いていない人

特別養護老人ホームは、業務が大変多く、また体力も求められ、同時に手際の良さなどの業務の遂行能力も求められます。

手際良く業務をこなせる事で、利用者に対してじっくりと関わることのできる介護サービスであると言えるでしょう。

まずはその覚悟ができる人でなければ、特別養護老人ホームへの転職はおススメできません。

無理して転職をして、業務量の多さや忙しさについていけず、体調を崩したり、精神的についていけなくなったりする事になります。

特別養護老人ホームに初めて転職する人の中で、上記の理由で退職される方がたくさんおられます。

業務の軽減というものは、その施設によって取り組みをしていかねばならない事ではありますが、24時間の生活を支えることというのは、それだけ大変であるという事を自覚しておいた方がいいでしょう。

冒頭にも申しましたが、利用者と笑顔でニコニコとお話をしながら、毎日過ごしているというイメージだけでできる仕事ではありません。

そういう仕事ができるようになるためには、自分自身が仕事に対してしっかりと取り組む中で身に付いていくものではないかと思います。

夜勤があると「夜勤手当」が付きますし、それを見越して特別養護老人ホームへの転職をされる方が多くおられます。

しかし、先ほどから申しているような、施設業務の実態をしっかりと把握したうえで、転職先を検討する事が必要であると思います。


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