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認知症ケアをする介護士が知っておきたいこと



認知症の方に対する介護は、介護業務を行っている者としては外せない業務となっています。

現在、認知症の人口は300万人を超えているといわれていますし、今後2035年では445万人まで膨れあがるといわれているからです。

認知症の人に対して行うケアは、専門的なものでなければなりません。そのためには認知症の症状にはどのようなものがあるのかを把握しておく必要があります。

それでは認知症の症状にはどのようなものがあるか、見ていきたいと思います。

認知症の症状

そもそも認知症とは、脳の神経細胞の破壊により起こる症状を総称したものを言います。

認知症は進行性のものであり、自分自身にその症状の自覚はないことが多いです。

その症状にはどのようなものがあるかと言いますと、脳の神経細胞が破壊されることで「中核症状」と「周辺症状」といわれる症状が出現するといわれています。

では各々の症状についてみていきたいと思います。

中核症状とは

中核症状とは、脳の神経細胞が壊れてしまった状態で、必ずみんなに出現する症状のことをいいます。

もう少し詳しくいいますと、中核症状にはさらにいくつかの症状があり、「記憶障害」「見当識障害」「実行機能障害」「失語・失認・失行」などに分けることができます。

記憶障害

「記憶障害」とは忘れてしまうということです。ただし私たちが普段からあるような、単なる物忘れではありません。その記憶がすっぽりと抜け落ちてしまいます。

例えば先ほど食べた食事をすっかりと忘れてしまい「食べていない」とおっしゃるような場合です。

私たちは、何を食べたかを忘れても、食べたことを忘れるということはないと思います。

また認知症においては独特の特徴があり、直近のことから抜け落ちてしまい、古いことはよく覚えておられることが多くあります。

古い何十年も昔のことを明確に覚えているのに、先ほど食べた食事のことを完全に忘れてしまうといったことです。

見当識障害

「見当識障害」とは、時間や日付、場所が分からなくなったり、人がわからなくなります。

夏なのに「冬」と答えたり、真夜中なのに「仕事に行ってくる」と出かけたりします。身近な家族に「どちら様でした?」なんてことも認知症の進行により出てきます。

外出したまま迷子になってしまうなんてことも多くあります。いつも行っていたスーパーから帰宅できずに認知症と発覚したなんてこともあります。

実行機能障害

「実行機能障害」とは、判断ができなくなるということです。

私たちは何かを行う際には目的を持って行動していると思います。お腹が減ったから料理をするといったこともそうですね。

しかしお腹が減っても、そこから調理をしようという判断ができなくなるのです。

失語・失認・失行

「失語」とは言葉や文字の理解ができないことをいいます。まったく話ができないという状態だけでなく、そのものの名前が思い出せなかったり、言葉を発しているにそれを文字で書けなかったりという症状もあります。

「失認」とは身体的には問題がないのに味やニオイ、目や耳などの五感を正常に働かせることができなくなることを言います。今まで得意だった趣味などができなくなってしまいます。

「失行」とは体を動かすことに問題はないものの、その目的のために行動することができない状態のことを言います。例えば目の前にあるズボンの履き方が分からないような場合です。ズボンを頭から着ようとしたりします。

これらの中核症状は、認知症の人にすべて出現するというものではありません。

症状の出現は人それぞれであり、その症状の重さや深さといったものもまったく違います。

ですので、認知症の人に対する接し方は、その人に合わせたケアが必要であるといえます。

流れ作業のような単一的なケアでは、その人にあったケアではないことわかると思います。

周辺症状とは

先ほど見て頂いた中核症状をしっかりと理解することで、認知症の方であっても安心して社会で生活することができます。

しかし周りの人たちの理解がなければないほど、その人は大変混乱してしまうことになります。

例えば、家族に「記憶障害」が出現したとしましょう。つい30分ほど前に、ご飯を食べたとします。

でも「お腹が減った」「ご飯をまだ食べていない」とおっしゃられます。これは認知症の人によくある症状のひとつです。ご飯を食べたという記憶がすっぽりと抜け落ちてしまっているのです。

これをあなたが認知症の症状であるかどうかを認識しているか否かによってずいぶん状況が変わると思います。

もしもあなたが認知症であると認識せずに、「ご飯は30分ほど前に食べたでしょ!」と言ってしまうとどうでしょう。

本人は確かに食べておられますが、その記憶はまったくないのです。要するに本人からすれば「食べていない」という認識になっているのですね。

それを「食べた」と言われれば、当然混乱してしまうことになってしまうでしょう。

この混乱が続けば、認知症の人はあなたに対して「うそつき」「信用できない人」「私をだまそうとしている」など、あなたに対して不信感を抱かれるかもしれません。

それが元で、あなたに対してはすべて拒否反応を示されるようになるかもしれません。あなたに対して暴力をふるうようになるかもしれません。

中核症状において説明しましたが、認知症の人は判断能力が低くなったり、自分の意思を伝えることが難しくなったりします。

なので、何か自分にとって不快なことがあると暴言や暴力により意思表示をされるようなことが起きてしまうのです。

このように認知症の人に中核症状が現れて、適切なケアが出来ていないことで新たに出現する症状を「周辺症状」と言います。

このような症状や行動を昔は「問題行動」と呼んだりしていましたが、周りの人たちが適切な関わり方をすることによって改善する症状であるために現在では「行動障害」と言われたりしています。

最後に

認知症の症状について簡単に見てきましたが、認知症ケアというものはとても奥深いものになります。

なので、単に症状を理解したからケアができるというものではなく、やはり認知症の人それぞれによって症状が違ってます。

いかに尊厳を護りながらケアしていくかが重要になってきます。


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